日本赤十字社とは。
日本赤十字社は、赤十字社の原則( 人道・公平・中立・独立・奉仕・単一・世界性)に基づき、人道的活動を行っています。
世界各国で続く紛争等に救護活動を行う他、国内外で発生している自然災害等の被災地への救援物資の配布、被災者の救護活動・こころのケア活動などを行っています。
また、各種講習会等の開催、各種災害義援金の募集等を行っています。
各都道府県単位で支部があり、各郡市町村単位で郡市町村地区・分区があります。雲仙市社会福祉協議会においても、日本赤十字社長崎県支部雲仙市地区の事務局を設置しています。
日本赤十字社のマーク
赤十字マーク(白地に赤色の十字)は、世界中の戦争や紛争により苦しんでいる人々や、その人たちを救う活動をしている人々を守るために世界的に取り決められた重要なマークです。
スイスに敬意を表するために、スイスの国旗の配色を反転したものですが、宗教的に「十字がキリスト教を連想させる」として、赤十字の代わりに「赤新月」を使用している国や地域がありますが、意味は赤十字と同じです。
また、平成19年1月14日にジュネーブ条約の第3追加協定書が発効し、「赤十字」「赤新月」の他に「レッドクリスタル」が追加されました
紛争地域等でこの「赤十字マーク」を掲げている病院や救護員などには、絶対に攻撃を加えてはならないとジュネーブ条約によって厳格に定められています。
(ジュネーブ条約第19条及び第38条、第2追加議定書第12条)
赤十字マークの使い方についても、ジュネーブ条約及び赤十字の標章及び名称等の使用に関する法律により定められており、一般の病院や商品等に付けることは禁止されています。
赤十字社資の募集運動
日本赤十字社では、毎年継続して一定額以上の活動資金(社資)にご協力頂く方を「社員」とお呼びしています。
お寄せいただいた活動資金(社資)は、皆さまがお住まいの都道府県にある支部でボランティア活動、福祉活動の推進、献血事業や赤十字病院の運営、国内外の災害救護など、人道的活動のために有効に活用させて頂いています。
赤十字の活動資金として、毎年5月を「赤十字運動月間」と定め、市民の皆さまに社資の募集のお願いを行っています。
- 自治会を通じた参加
- 日本赤十字社長崎県支部雲仙市地区では、「赤十字運動月間」にあわせて、雲仙市内の自治会を通じて社資の募集を行っています。
- インターネット(クレジットカード)での参加
- インターネットを通じて簡単に赤十字社員に参加できます
(1回2,000円以上)
詳しくは、日本赤十字社ホームページ、または日本赤十字社長崎県支部ホームページをご覧下さい! - 口座振替による参加
- 「社員加入申込み書」をお送りいただくことで、預金口座振替(自動引落)により毎年継続して活動資金にご協力頂くことがでいます。
詳しくは、日本赤十字社ホームページ、または日本赤十字社長崎県支部ホームページをご覧下さい! - お近くの赤十字窓口で参加
- 社会福祉法人雲仙市社会福祉協議会の中に日本赤十字社長崎県支部雲仙市地区があります。お気軽にお問合せください
〔お問合せ先〕
日本赤十字社長崎県支部雲仙市地区
(社会福祉法人雲仙市社会福祉協議会本部事務所内)
TEL/0957-36-3766 - 税制上の優遇措置
- 日本赤十字社の活動資金へのご協力は、公共の福祉に資する寄付として税制上の優遇措置が受けられます。
- 個人情報の取扱いについて
- 申込書に記載いただいた個人情報は、日本赤十字社が責任を持って管理し、受領証、赤十字からのお知らせ文書などの送付以外の目的では使用致しません。
日本赤十字社の活動にご理解をいただき、ご協力をよろしくお願いします。
災害義援金の募集
国内外で自然災害等が発生した際に、被災者への見舞金などを主な目的として、義援金の募集を行っています。
地域防災計画の中で、地方公共団体が義援金の収集団体として「日本赤十字社」や「共同募金会」を指定しており、両者が義援金募集の窓口として大きな役割を果たしています。
「義援金の税制優遇」
所得税法では、災害救助法の規定に基づき都道府県知事が救助を実施する区域として指定した区域の被災者のための義援金等の募集等の募集を行う団体に対して拠出した義援金等については、地方公共団体に対する寄附金に該当し、税制優遇の対象となります。
「義援金は全額被災された方々に届けられます」
日本赤十字社、共同募金会、日本放送協会(NHK)で募集された義援金は、義援金配分決定委員会を経て、全額被災された方々に届けられ、義援金募集団体が手数料等として義援金の一部を取ることは一切ありません。
※「東日本大震災義援金」についてこちらへ!
献血事業
病気やけがの治療を目的として、輸血や血液製剤を必要とされている方々がたくさんおられ、これらの血液製剤は健康な方々から自発的に提供いただく「献血」にって作られています。
今後も、医療機関や必要としている方々へ血液が確実に届くよう、血液の安定的な確保を図るため、みなさまの献血へのご協力をお願いいたします。
講習会事業
健康で安全に暮すための知識と技術の普及に努めています。
長崎県支部においても、赤十字講習会を主催しています。
長崎県支部主催の講習会一覧はこちらへ!
また、皆さまのご希望により各指導員を派遣します。主なテーマは下表のとおりで、各講習2時間程度の内容になっています。講習時間・内容についてはご相談に応じますので、お気軽にご連絡ください。
日本赤十字社長崎県支部
〒850-8575 長崎市魚の町3-28
Tel095-821-0680
日本赤十字社長崎県支部雲仙市地区(雲仙市社会福祉協議会本部事務所内)
〒854-0302 雲仙市愛野町乙1736番地3
Tel 0957-36-3766
テーマ | ||||
---|---|---|---|---|
内容 | 使用教材 | 備考(持参品) | ||
救 |
1 | 身近な人の命を守るために~一時救命処置~ | ||
心肺蘇生 AEDを用いた除細動 気道異物除去 |
Qマスク\154 小冊子 \52 心肺蘇生人体モデル |
|||
2 | とっさの時のけがの手当 | |||
止血 三角巾を用いた包帯 |
三角巾 | |||
3 | 傷病者を安全に運ぶ | |||
骨折の手当 搬送の基本 応急担架 |
小冊子 \52 担架・毛布・棹 |
|||
4 | 私が守る~青少年の為の一時救命講習~ | |||
心肺蘇生 AEDを用いた除細動 |
Qマスク\154 小冊子 \52 心肺蘇生人体モデル |
|||
水 上 安 全 法 |
5 | 海やプールでの救命処置 | ||
水難事故の予防について 溺れている人の救助法 |
救助用資材 | なるべくプールにて講習 | ||
6 | もし、水に落ちたら~着衣泳法~ | |||
着衣泳法の実際 身近なもので水に浮く方法 |
2Lペットボトル ビニール袋など |
プールにて講習 | ||
7 | 命をつなぐ綱結び | |||
救命や、日常に便利なロープの結び方 | ||||
幼 児 安 全 法 |
8 | 子どもに起こりやすい事故の予防と一時救命処置 | ||
子どもに起こりやすい事故の予防について 心肺蘇生 AEDを用いた心肺蘇生 気道異物除去 |
Qマスク\154 小冊子 \52 心肺蘇生人体モデル |
|||
9 | 子どもに起こりやすいけがと手当の方法 | |||
事故予防について けがと手当の方法 ハンカチ・ストッキングを用いた包帯 |
大判ハンカチ ストッキング |
|||
10 | 子どもの病気と看病の仕方 | |||
看病にあたっての基礎的知識・起こりやすい症状の手当て・病気の予防について | 小冊子 \52 | 大判ハンカチ | ||
健 康 生 活 支 援 |
11 | 高齢者の特性を理解する~高齢者疑似体験~ | ||
加齢による身体と心の変化 体験セットを用いた高齢者の身体の理解 |
高齢者疑似体験セット | |||
12 | 健康な高齢者をめざして~健康維持と病気の予防~ | |||
生活習慣病について 生活習慣を見直す 高齢者に起きやすい事故について |
||||
13 | 高齢者を見守る支援活動の心構え~歩行・車椅子の介助~ | |||
高齢者の理解・支援活動とは 立ち上がり・歩行の介助・車椅子の扱い方 |
車椅子 杖 |
|||
14 | 自立に向けた身体の動かし方 | |||
介護疲れを少なくする方法 ベッド上での寝返り・起上がり方 ベッドからの立ち上がり |
ベッド使用 | |||
15 | 誤嚥を防ぐ食事の援助 | |||
誤嚥と肺炎について 食材と調理の工夫 食事の姿勢・健口体操 |
講習用教材 | お茶または水、プリンまたはヨーグルトなど | ||
16 | からだの清潔~ベッド上で洗い流す~ | |||
清潔の異議 蒸しタオルの作り方 臥床での清拭・足浴など |
ベッド使用・熱湯 バスタオル・洗い桶 バケツなど |
ビニール袋 タオル2枚 その他 |
||
17 | 排泄の援助 | |||
排泄障害について 便器・尿器の扱い方 排泄用品の選択 紙おむつ。布おむつのあて方 |
ベッド使用 便器・尿器 紙おむつ |
|||
18 | 衣服の介助 | |||
寝たきりの方へのパジャマや寝巻の着脱 | ベッド使用 パジャマ・寝巻 |
前開き上着 | ||
19 | 災害時高齢者生活支援 | |||
災害が高齢者の及ぼす影響 避難所生活で起こりやすい症状と予防 避難所での高齢者支援の方法 ボランティア活動について |
ブルーシート 熱湯 |
- 指導員1名につき\3,000以上(雲仙市地区にご相談ください)
- できる限り10名以上のグループでお申し込み下さい。
- 短期講習については、講習時間・使用教材・派遣指導員数などご相談に応じます。
- 共催団体が、青少年赤十字加盟校・法人社資会員等や献血協力団体の場合には、教材費を含む経費は免除されます。
〔お尋ね先〕
日本赤十字社長崎県支部雲仙市地区(雲仙市社会福祉協議会本部内)
〒854-0405 長崎県雲仙市千々石町戊762番地
Tel 0957-37-2855
詳しくはこちらへ!
日本赤十字社ホームページ
http://www.jrc.or.jp/
日本赤十字社長崎県支部ホームページ
http://www.nagasaki.jrc.or.jp/